ASTとALT

今日は薬剤師の苦手分野である検査値!!

得意な方もいると思いますが…

でも、薬はわかるけど、検査値はちょいとわかってないかも。

という方いらっしゃるのでは?

まさに最近すごくそれを感じたので、もう一度勉強してみようかなって思いました。


ASTとALTは肝機能の指標でしょ!!

っていうのはわかるけど

これが体の中でどんな役割をしているのか、私はしっかり理解してなかった。

今日はAST、ALTについて勉強していきます。

AST:Aspartate aminotransferase

アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

アスパラギン酸+2–オキソグルタル酸 ⇄ グルタミン酸+オキサロ酢酸

アミノ基転移反応を触媒する酵素です。

心臓、肝臓、脳、骨格筋、腎臓に存在する。

ALT:Alanine aminotransferase

アラニンアミノトランスフェラーぜ

アラニン+2ーオキソグルタル酸 ⇄ グルタミン酸+ピルビン酸

肝臓、腎臓に存在する。

ASTより少なく、最も多い肝臓でもASTの1/3ほどしか存在しない。

ASTもALTも細胞内に存在していて、

感染症、腫瘍、組織破壊などによって細胞が壊れることで流出する。

そして、検査値が上昇する。

正常範囲は、以下の通りです。

AST:10~34 U/l

ALT:5 ~46 U/l

この二つの検査値の大小で疾患を予測することができます。

肝疾患

AST<ALT:急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝(急性肝炎の初期にはAST>ALTとなることもある)

AST>ALT:肝硬変、肝癌、アルコール性肝炎

心疾患

AST>ALT:急性心筋梗塞、心筋炎

骨格筋

AST>ALT:多発性筋炎、筋ジストロフィー

など

値の大小を観察することによって、疾患を予想できます。

このようなことを頭に入れて、日々業務したいと思います。

検査値も理解することによって、医師の処方意図に気がつくことができるかもしれない。

そう思って今後も検査値の勉強をしたいと思います。

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