薬物の用量と効果の関係

今回は薬の量と効果の関係について、お話しします。

 

薬はたくさん飲めば飲むほど、より高い効果が得られる?

逆に少ないとどうなる?

でも飲みすぎると副作用が出るのでは?

 

薬物の用量と効果は相関関係があります。

 

用量を対数で横軸に

効果(反応出現率)を縦軸に表した曲線をシグモイド曲線(S字曲線)と言います。

 

この曲線は用量–反応曲線とも言います。

 

この曲線は、薬物の安全性を評価する指標になります。

 

この時に重要な用語が

50%有効量50%致死量 という言葉です。

 

50%有効量(ED50 : effective dose 50%)というのは

試験動物の半数に効果が現れる用量 です。

50%致死量(LD50 : lethal dose 50%)というのは

試験動物の半数を死亡させる用量 です。

 

LD50/ED50は、安全域と言い、これが薬物安全性の指標となります。

薬の量が少なすぎると効果がないし、多いと副作用が出て毒性が強くなるということがわかります。

 

LD50/ED50が高いほど、有効量と致死量の幅があり、安全性の高い薬と言えます。

 

このような指標が使われて、薬物は評価されます。

効果があり、副作用が少ない用量を見つけて、薬の用量は決められています。

そのため、薬の量は処方された用量を守り、適切に内服することが重要であることがわかると思います。

 



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